1975-06-24 第75回国会 衆議院 農林水産委員会 第30号
そうすると予算米価みたいにもなりますし、予算米価ということになると、見込みで適当にやるということになれば、これまた大変な反対もあろうかと思います。従来そういう経緯もございました。反対もございました。それで、いつ決めるかという時期については実は非常にむずかしい問題があろうかと思います。やはり、収穫期の方がベターではないかという感じを私は持っております。
そうすると予算米価みたいにもなりますし、予算米価ということになると、見込みで適当にやるということになれば、これまた大変な反対もあろうかと思います。従来そういう経緯もございました。反対もございました。それで、いつ決めるかという時期については実は非常にむずかしい問題があろうかと思います。やはり、収穫期の方がベターではないかという感じを私は持っております。
予算米価にすべきであるというような議論は昔からあるんですよ。だけれども、なかなかそいつはうまく話し合いがつかない。そうして、結局現在のようなことを踏襲をしておるというわけなんです。あなたがいろいろなことをおっしゃいますが、米価というものはただいいかげんにきめるのではなくて、いろいろな要素があって、その要素の中で計算をしてきめるわけですから、その要素のとり方について意見の違うところは幾つもあります。
さっきのように、現実に合わないものですから、ああいうところを見ましても、私は、予算米価というものについては疑問を持っておる一人でありますけれども、ことしは、たいへん米価の早期決定論が出ておりますので、生産者米価と消費者米価の同時決定問題と同時に、おそらく来年の予算編成には、じみちにそういう議論が出てくると思います。
したがって、先ほど私が言ったように、十二月ごろきめて、そうしてある一定の物価、賃金の移動があった場合には、それをこえた場合についてだけ直すとかいうようなことも、それは考えられるわけでありますが、これについては予算米価になるというようなことで、実は非常な強い反対等もございまして、なかなかそれにも踏み切れないというようなことでありますから、現段階において作付前にきめろと言ってもそれは不可能なことでありますので
だからといって、上げた部分を全部消費者にかけたということもありますが、そうでないこともあるので、そうすると、その差額はこれは当然予備費等の支出ということでありますから、どうせ上げるのはわかっておるのならば十二月に上げたらいいじゃないか、予算にきちっとつけたらいいじゃないか、予算米価にしたらいいじゃないか、と、こういうような議論があります。
これはもうできれば予算米価、予算をきめるときが一番望ましいと。そうすればモミの選択もできるし、来年はもう何反しかやらぬことにしようと——これはとにかく来年もう一反ふやそうという気になるんです。ところが予算米価できめると必ず低目になるという、そういう常識から、やっぱり米を政府に売り渡す前にきめるべきだと。
米についてもそういうようなことはどうかというような議論がまじめに実はやられたことがありますが、これをいたしますと、これはどうしても予算米価だということで、意外と実は反対が多かったのであります。
米価というものは、予算米価としてきめるのはあたりまえなんです。これはもみの貯蔵、来年の開田計画をそれによって農民が自由選択をされるような状態に予算米価できめることは望ましい。これは毎年問題になっているのです。それと同じく議論されておるのが人事院の給与なんです。これは、国会で議決をされた予算というものをまた修正をしなければいかぬ、こういう人事院の状態が行なわれておるわけです。
これは政府の予算編成上、従来の例によりましても前年度米価をもって予算米価を計上しておるわけでありますからして、予算編成上のたてまえとして前年同様の米価ということで計上したと理解していいわけですか。つまり、実行米価は予算米価と違う、この基本的な点について明確にしてもらいたい。
しかし、これは一つの手続がありますから米価審議会とかそういうものに諮問して弾力的に米価問題を考えていくという方向を私は持っておりますし、その点についてこの間大蔵大臣なども予算米価と実際の米価とは違うのだからその点は自分ももう考えなくちゃいかぬだろうといって、大蔵省の見解もだんだんそういうふうになってきました。ですから弾力的に米価審議会の議を経て扱いたい、こう考えています。
それで大蔵大臣のいまのお話を聞きますと、予算米価と実際の生産者米価は違うのだ。生産者米価は決定する時期において経済事情やその他を勘案してきめたのに従っていこう、こういうことですから、私の考え方と大蔵大臣の考え方に違いはないと思います。
○水田国務大臣 これは、米価をどうきめるかということは、直接的には農林大臣が責任をもってきめることでございますので、私どもは、そのときの需給事情、物価、そういうものを全部考慮の上、上げることは至当であるというときには、これは上げなければならないし、据え置いてしかるべきという結論が出ましたら据え置くということもあり得ると思いますが、これは予算上の予算米価とは全然別に、例年の例によれば七月前後でございますか
毎年度の米価はそういうことできめられておりますが、今回の予算に出ております米価は、これは昨年の米価をそのまま据え置いた単価でございまして、いわゆる予算米価というもので、四十七年度の生産者米価とはこれはまた別のものでございます。
○亀長政府委員 最初の、予算米価をどうするかというお話でございますが、これはいずれ政府・与党において予算編成方針として決定さるべきものでございますから、私がここであまり確定的なことを申すこともできませんし、そういう状況にないということも御承知だと思いますが、事務的にはどういう作業を進めているかということでございますが、私どもとしまして、全くこれは事務的な話でございますけれども、往々にして予算前に米価
○松沢(俊)委員 時間がございませんので、もう一回聞きますけれども、それでは予算米価というのはどういうふうな要求をやられるのか、その点はっきりしてもらいたいと思います。 それから、もう一つ御質問申し上げますけれども、米の品質に関するところの研究会というのがありますね。
予算米価で予算を編成するのか、あるいはその前に米価審議会を開いて来年度の米価を決定することになるのか、全くいまのところきまっておりません。
しかも、予算米価として昭和四十七年度の予算当初にもうその中に織り込んでしまう、ここで決定するということもいわれておりますが、上げるのか上げないのか。 さらにはまた、米価決定の時期を予算米価できめてしまうのか。この点を大蔵、農林両大臣にお伺いしたいと思います。
それから、予算米価できめていくのか、あるいはまた、そうでない、いままでのようなやり方できめていくのかということでございますが、米価審議会の諮問という一つの段階もございますし、そういうことでございますので、いま予算米価で実際の米価をきめていくということでなくて、米価審議会の諮問を経てきめていく。でありまするから、来年ということになると思います。
○赤城国務大臣 私は、私の答弁のニュアンスでおわかりだと思うのですが、上げたくないという方向で行きますが、しかし、いろいろな事情もございまするし、米価審議会で消費者米価を決定するのはことしじゃございませんから、また予算米価に消費者米価を決定するということではございませんで、予算米価と現実の米価は別でございまするから、先ほど申し上げましたように、いろんな事情を考えながら上げたくない方向で私は検討していますが
予算米価なんだからたいしたことはないんだ、こういうことを言われたと言われるのでございますけれども、あのときの総理の演説は、総合農政の一環として米価を据え置く、消費者米価も据え置く、こういうことを言われたんじゃないのか。単に予算の説明をなすったんじゃないと思いますけれども、いかがですか。
○華山委員 農民の集まり、大会等におきまして、あれは予算米価だということを言っているのですね。総理大臣の施政方針演説は無視されていて、むしろ大蔵大臣のほうが上になっちゃっている。そういう国民を愚にするような、そういうふうなものの言い方というものは慎んでいただかないと、私は施政方針演説なんというものの値打ちがなくなってくると思うのです。——その点よくわかりました。
そこで、一般原材料用にいたしましてもあるいは飼料用にいたしましても——輸出用は外国に出ていくわけですから別としても、一般原材料用あるいは飼料用という問題については、政府の予算米価からいけば売り渡し価格はトン当たり十二万二千九百四十七円、大体そういうことになっておる。それが資料によりますと、一般原材料用ということになれば五万四千六百十五円、大体この辺のところを予算単価にしてやっていこう。
○角屋委員 これはきのう倉石さんとのやりとりのときも、あれはあくまでも予算米価である、実行米価は米審の審議、答申を得て、そして最終的に諸般の情勢を判断して政府としてきめるのだ。実行米価の点はこれからであるというふうに分けて言っておられるわけですね。趣旨としてはそういうことじゃないですか。
私がきのう米価でお話ししましたように、政府のほうがもうしっかりきめておいて、予算米価をきめておいて、これは変更しませんと言って、ただ形式的に米審にかけているのと同じことであります。しかも農林大臣はぬけぬけと、米審の答申を待って決定しますと、知っている者が聞けば子供だましみたいな答弁を農林大臣はしておる、これは同じですよ。
しかも据え置き米価については、いま同僚の松沢君からも指摘したとおり、昭和四十六年度の食管会計における予算米価というものは、従来の予算米価とは違うわけです。
○二見委員 先日の農協の大会で、自民党の水田政調会長は、予算米価はきまったけれども実際の米価はきまっていないんだ、こういうお話でございました。そうすると、予算の編成方針として据え置きが打ち出されたのは、あれは政府の最終決定ではないということですね。あれは一応予算を組むためにああいう方針はきめたけれども、それは政府としての最終の決定ではないんだ、これから変更もあり得るんだということですか。
その場合、来年の生産者米価それから消費者米価というのは、従来のように予算米価で、前年度主義、つまり四十五年の両米価を予算米価としてやる形が過去に一度事例がありましたけれども、生産者米価あるいは消費者米価も値上げを見越した予算編成をやるつもりか、この点は所管の食糧庁長官から明確にしてもらいたいと思うわけです。
それから四十五年度の予算米価では六百五十万トンで米価は据え置き、こういうことで予算では決定しておるわけでありますが、政府が据え置きをしたという根拠ですね、これを予算を検討する段階において、いかなる根拠に基づいて据え置きを決定したのか、この点を明らかにしていただきたい。